プライスアクショントレードとテクニカル分析を軸にして、直近の為替相場の値動き予想、FXトレードの備忘録という形で綴るサラリーマン投資家ブログです。

FX裁量トレードで行こう! ~日本橋FX戦記~

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2016/6/20 ポンドドル・ポンド円見通し、トレード結果

投稿日:

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先週末の世論調査結果で、イギリスのEU残留派が離脱派を上回ったとのニュースを受けてか、週明けから大きく窓を開けてポンドドルが上昇。それに引きずられポンド円も大きく上昇しています。

しかしチャーティスト的な観点から言えば、両者とも上昇の兆候は見えていました!…と少しドヤ顔してみるものの、私も大きい波には乗り損ねております。

トレード結果

ポンド円ロング : +235pips

先週の反発期待ポイントで跳ねたのを確認しロングエントリー、週末持ち越し(あまり持ち越し好きでないので普段の3分の1ぐらいのサイズでエントリーしてます)。

大きく窓を開けていたため、午前中にクローズしてしまいましたが…窓埋めどころか更に上昇しちゃいました。(;´д`)トホホ…

チャート分析

ポンドドル日足

GBPUSD_D1_BullBat

ポンドドル日足は、先週の記事で紹介した、強気バットパターンのPRZをヒゲで割り込みそこから猛反発を見せて一気に上昇しています。

バットパターンの引き方が2パターン見えており、もう少し深押しすると踏んでいたため、こちらはエントリーできませんでした。

 

薄い青で色を付けた箇所が機能したPRZになります。直近で数回サポートとして機能していた箇所なので、ここでも少量の指値買いをしかけておくべきでした…。

ポンドドル週足

20160620_GBPUSD_W1

日足ではすっかり上昇してしまったので、週足で方向性を考えてみます。

現在の価格は週足で下落時にかつてもみ合いが発生し、その後下に抜かれて何度も上昇を阻まれたポイントと認識できます。

 

そのため、このポイントを出来れば週足で、少なくとも日足ではっきりブレイクした後に、ここをサポートとして上昇し始めたタイミングでロングしていきたいと思います。

逆にここではっきり長い上ヒゲなどを付けて跳ね返されたら、その時はレンジ下限を目標にショートしていくことになりそうですね。イギリスの住民投票を待ってからが安全なのかも知れませんがね…。

ポンド円週足

20160620_GBPJPY_W1

ポンド円、こちらは分かりやすい箇所で跳ね返ってくれました。とは言え、サポレジゾーンを100pips以上オーバーシュートしての反発なので、週足ベースのサポレジで指値エントリーするのは枚数を相当に落とさないと危険ですね。

 

 

2016-06-20_18h19_13

週足ベースの上昇目標としては、昨年高値の195から直近安値までのフィボナッチリトレースメントの38.2%地点(164.66)が最初の目標になるかと思います。

164.50前後で過去に週足のサポート・レジスタンスのロールリバーサルが発生しており、週足の直近高値もここで一度叩き落されています。

そのため、まずはここが目標、というか節目になる可能性が高いと見ています。

ポンド円日足

2016-06-20_18h21_45

日足の下降スイングにフィボナッチを当ててみると既に38.2%戻しには到達済み。一時的に18時現在では下に戻されています。まずここを明確に抜けてきて、164を目指す動きにシフトすると思います。そのため、ロングエントリーの際にはもう少し押しを待ちたいところです。

 

 

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また、様々なハーモニックパターンの精度を確認するための検証用にも有効なツールです。

ハーモニックパターンの基礎理論の部分をガッツリ学びたい方はこちらのコースがおススメです。受講される前の基礎知識として、フィボナッチ比率を使用したトレーディングについては最低限勉強しておくことを強くお勧めします。

主に以下の内容についての講義です。

  • AB=CDパターン
  • クラシックパターン
  • PRZの計算の仕方
  • オシレータやMTFを組合わせたハーモニックパターンの活用方法

本講座の内容をきちんと理解しておけば、一皮むけたトレーダーへのステップが見えてくるでしょう。

フィボナッチ比率を利用した逆張り手法、つまりハーモニックパターンの事ですが、和書としてハーモニックパターンを詳しく解説してくれている書籍は恐らくこれ以上のものは今現在存在していないでしょう。それぐらいある意味貴重な書籍ですが、やや読み辛いところもあります。また、情報がやや古くクラシックパターンの一部(ガートレイ222なんて言い方しているところからもお察し)と3段上げ下げ(スリードライブ)の解説のみです。

まずどんなものか見てみたい方にはこちらもおススメです。

Turning Patterns into Profits with Harmonic Trading (Collection)

ハーモニックパターンによるトレーディングを現代に広めた開祖である、スコット・M・カーニー大先生の執筆された書籍です。今現在世に出回っているハーモニックパターン関連のトレード教材は多かれ少なかれこの二冊の本による影響を受けていると思われます。各パターンが成立するための条件と、「理想的な」パターンの比率、その使い方や注意点について書かれた濃い書籍です。

洋書なので抵抗のある方もいるとは思いますが、源流を理解するという意味では読んで損のない二冊です。電子書籍に抵抗のない方は、セット価格で割引が入る上のリンクのKindle版2冊セットがおススメです。

  

別枠で紹介している「ココスタ」の佐々木氏の教材はこのカーニー本にもかなり影響を受けていると思いますが、独自の研究を重ねて精度を高めたものになっています。また、英文を延々と読むという多くの日本人にとっての苦行をスキップ出来るという意味ではお金を払う価値はあるでしょう。

フィボナッチ比率を使った基本的なトレーディング手法の金字塔と言えば、結局この本になってしまうでしょう。押し戻りを捉えて的確に売買する基本的な方法をしっかりと解説してくれています。やや高価なのが珠にキズではありますが、フィボナッチトレーディングの基本を学びたい方にはまずこれでしょうか。紙の本だと大型本になってしまうため、電子書籍で読むと良いでしょう。書店で実物を見るとその大きさに引きます…。

ディナポリ本の要点を薄く解説してくれている書籍です。この本の利点はただ一つ。安いこと!あとは本人も自信なさげなインジケータ多用したテクニカルの解説なのでそこはお好み。
安い割にはそこそこきちんとした解説が書いてあるので、フィボナッチリトレースメントやエクステンションの理解が出来ている方はこっちでもいいっちゃいいんかな…。

筆者はメルマガとFX講師で生計を立てていると思われるあの方です。メルマガでぼろ儲け出来ればそりゃトレードしなくなるよねって感じ。

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