先週末の世論調査結果で、イギリスのEU残留派が離脱派を上回ったとのニュースを受けてか、週明けから大きく窓を開けてポンドドルが上昇。それに引きずられポンド円も大きく上昇しています。
しかしチャーティスト的な観点から言えば、両者とも上昇の兆候は見えていました!…と少しドヤ顔してみるものの、私も大きい波には乗り損ねております。
トレード結果
ポンド円ロング : +235pips
先週の反発期待ポイントで跳ねたのを確認しロングエントリー、週末持ち越し(あまり持ち越し好きでないので普段の3分の1ぐらいのサイズでエントリーしてます)。
大きく窓を開けていたため、午前中にクローズしてしまいましたが…窓埋めどころか更に上昇しちゃいました。(;´д`)トホホ…
チャート分析
ポンドドル日足
ポンドドル日足は、先週の記事で紹介した、強気バットパターンのPRZをヒゲで割り込みそこから猛反発を見せて一気に上昇しています。
バットパターンの引き方が2パターン見えており、もう少し深押しすると踏んでいたため、こちらはエントリーできませんでした。
薄い青で色を付けた箇所が機能したPRZになります。直近で数回サポートとして機能していた箇所なので、ここでも少量の指値買いをしかけておくべきでした…。
ポンドドル週足
日足ではすっかり上昇してしまったので、週足で方向性を考えてみます。
現在の価格は週足で下落時にかつてもみ合いが発生し、その後下に抜かれて何度も上昇を阻まれたポイントと認識できます。
そのため、このポイントを出来れば週足で、少なくとも日足ではっきりブレイクした後に、ここをサポートとして上昇し始めたタイミングでロングしていきたいと思います。
逆にここではっきり長い上ヒゲなどを付けて跳ね返されたら、その時はレンジ下限を目標にショートしていくことになりそうですね。イギリスの住民投票を待ってからが安全なのかも知れませんがね…。
ポンド円週足
ポンド円、こちらは分かりやすい箇所で跳ね返ってくれました。とは言え、サポレジゾーンを100pips以上オーバーシュートしての反発なので、週足ベースのサポレジで指値エントリーするのは枚数を相当に落とさないと危険ですね。
週足ベースの上昇目標としては、昨年高値の195から直近安値までのフィボナッチリトレースメントの38.2%地点(164.66)が最初の目標になるかと思います。
164.50前後で過去に週足のサポート・レジスタンスのロールリバーサルが発生しており、週足の直近高値もここで一度叩き落されています。
そのため、まずはここが目標、というか節目になる可能性が高いと見ています。
ポンド円日足
日足の下降スイングにフィボナッチを当ててみると既に38.2%戻しには到達済み。一時的に18時現在では下に戻されています。まずここを明確に抜けてきて、164を目指す動きにシフトすると思います。そのため、ロングエントリーの際にはもう少し押しを待ちたいところです。