プライスアクショントレードとテクニカル分析を軸にして、直近の為替相場の値動き予想、FXトレードの備忘録という形で綴るサラリーマン投資家ブログです。

FX裁量トレードで行こう! ~日本橋FX戦記~

5. バタフライパターン

今回はハーモニックパターンで有名なパターンの一つである、バタフライパターンについて紹介します。

バタフライパターンとは?

バタフライパターンはハーモニックパターンの一つで、これまでのガートレイやバットパターンと異なり、D点がX点を超えて伸びてくる、いわゆるエクステンションパターンの一つです。ガートレイパターンが失敗したパターンであるとも解釈可能です。

そのため、逆張りに近いトレードになり、失敗した場合の損失は小さい額では済みません。その代り当たった時の見返りは大きいものになります。バタフライパターンでトレードを行う際には、密な相場環境の認識が求められます。

バタフライパターンの成立条件

B点がXAの0.786リトレースメントを満たすこと。まずこれが必須条件になります。

その他の条件として、以下の条件が挙げられます。

  • C点はA点を超えないこと
  • D点はX点を超えること
  • BCプロジェクションとしての最低限満たすべき比率が1.618であること
  • AB=CDまたはAlternate AB=CDパターンを内包すること

バタフライパターンの主な成立条件を以下のスライドにまとめました。

バタフライパターンの事例

以下、バタフライパターンを例示します。2014年ごろのポンド円4時間足を用いています。

1. バタフライパターン成立を確認

XABCDの各線の形成するフィボナッチ比率から、バタフライパターン成立の条件を満たしていることを確認します。

2. PRZ (Potential Reversal Zone) の算出

PRZを算出します。バタフライパターンの最重要要素は、D点が1.272XAを満たすことであるため、1.272XAを起点として考えます。

AB=CDまたはAlternate AB=CDで、1.272XAに最も近いフィボナッチポイントをプロットし、BCプロジェクション (BCをD方向に伸ばす) においても、1.272XAに最も近いフィボナッチポイントをプロットします。

上のチャートの、黄色で示した価格帯がPRZになります。実際の価格の動きとしては、このPRZを2回下に抜けていますが、その直後に長い下ヒゲを残して買いが入り上昇しており、サポートとしての強さを見せつけています。

3. 利食いポイント

利食い第一ターゲットは、D点が確定した後に、0.382AD近辺に設定します。第二ターゲットは0.618AD近辺に設定します。いずれも、フィボナッチリトレースメントポイントの近辺のサポレジを狙いに行くと機能しやすいです。複数の小さなポジションをもって、半分を第一ターゲット、残り半分を第二ターゲットで利食いすると良いでしょう。

0.618ADよりも戻した箇所を狙いに行く場合は上位足のトレンドと相談することになります。0.786や0.886、1.00ADなど利食いと新規売りが入りやすいポイントが直後に控えているので、上位足のトレンドと反する方向に狙いに行くのはあまりおススメできません。

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主に以下の内容についての講義です。

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  • クラシックパターン
  • PRZの計算の仕方
  • オシレータやMTFを組合わせたハーモニックパターンの活用方法

本講座の内容をきちんと理解しておけば、一皮むけたトレーダーへのステップが見えてくるでしょう。

フィボナッチ比率を利用した逆張り手法、つまりハーモニックパターンの事ですが、和書としてハーモニックパターンを詳しく解説してくれている書籍は恐らくこれ以上のものは今現在存在していないでしょう。それぐらいある意味貴重な書籍ですが、やや読み辛いところもあります。また、情報がやや古くクラシックパターンの一部(ガートレイ222なんて言い方しているところからもお察し)と3段上げ下げ(スリードライブ)の解説のみです。

まずどんなものか見てみたい方にはこちらもおススメです。

Turning Patterns into Profits with Harmonic Trading (Collection)

ハーモニックパターンによるトレーディングを現代に広めた開祖である、スコット・M・カーニー大先生の執筆された書籍です。今現在世に出回っているハーモニックパターン関連のトレード教材は多かれ少なかれこの二冊の本による影響を受けていると思われます。各パターンが成立するための条件と、「理想的な」パターンの比率、その使い方や注意点について書かれた濃い書籍です。

洋書なので抵抗のある方もいるとは思いますが、源流を理解するという意味では読んで損のない二冊です。電子書籍に抵抗のない方は、セット価格で割引が入る上のリンクのKindle版2冊セットがおススメです。

  

別枠で紹介している「ココスタ」の佐々木氏の教材はこのカーニー本にもかなり影響を受けていると思いますが、独自の研究を重ねて精度を高めたものになっています。また、英文を延々と読むという多くの日本人にとっての苦行をスキップ出来るという意味ではお金を払う価値はあるでしょう。

フィボナッチ比率を使った基本的なトレーディング手法の金字塔と言えば、結局この本になってしまうでしょう。押し戻りを捉えて的確に売買する基本的な方法をしっかりと解説してくれています。やや高価なのが珠にキズではありますが、フィボナッチトレーディングの基本を学びたい方にはまずこれでしょうか。紙の本だと大型本になってしまうため、電子書籍で読むと良いでしょう。書店で実物を見るとその大きさに引きます…。

ディナポリ本の要点を薄く解説してくれている書籍です。この本の利点はただ一つ。安いこと!あとは本人も自信なさげなインジケータ多用したテクニカルの解説なのでそこはお好み。
安い割にはそこそこきちんとした解説が書いてあるので、フィボナッチリトレースメントやエクステンションの理解が出来ている方はこっちでもいいっちゃいいんかな…。

筆者はメルマガとFX講師で生計を立てていると思われるあの方です。メルマガでぼろ儲け出来ればそりゃトレードしなくなるよねって感じ。

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