ユーロ円4時間足では、先週紹介した4時間足バットパターンがある程度成功し、127円台から下降していました。しかし新たに強気の5-0パターンが出現し、この5-0パターンのPRZ(Potential Reversal Zone)に触れた途端上昇に転じました。
チャート分析
ユーロ円4時間足 (バットパターン)
あまり形や比率がきれいではありませんでしたが、価格が上昇してPRZにヒットした後、下落に転じ、ADスイングの38.2%(一般的な第一目標)を突破、半値戻しまで到達しましたがここで上昇に転じました。
ユーロ円4時間足 (上昇5-0パターン内包)
XAの間のLower Highを起点に、逆数AB=CDパターンが見えます。
比率がフィボナッチ比率に近く、これ以上の下落はちょっと厳しいかな? と感じました。
ユーロ円週足 (上昇5-0パターン)
また、過去の節目になるLower Highをサポートにして上昇しますよ、と言わんばかりに週足でも5-0パターンが上昇を示唆しています。
一度PRZ(Potential Reversal Zone)にタッチしてからの上昇だけに、警戒せざるを得ません。
という事で、ショートがためらわれる状況。
また、4時間足で124~125円台を背にロングなら、第一目標をC点 (127.2前後)、第二目標を仮想E点 (4時間足チャートのB点を起点にした、0.786か0.886AB=CDが成立するポイントと上値抵抗になりそうなゾーンが重なるとこ) なんてのはいかがでしょうか。