プライスアクショントレードとテクニカル分析を軸にして、直近の為替相場の値動き予想、FXトレードの備忘録という形で綴るサラリーマン投資家ブログです。

FX裁量トレードで行こう! ~日本橋FX戦記~

チャート分析 ハーモニックパターン

2016/3/21 ドル円の見通し(下落想定のシナリオ)

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ドル円の先週の動きはレンジ下限での攻防に終始し、明確に下抜けては来ませんでした。今回はレンジを下抜けた場合の下落のメドについて、ハーモニックパターンで分析してみました。

チャート分析

ドル円4時間足 (クラブパターン想定)

20160321_USDJPY_H4_crab途上

先週、ドル円4時間足が上は114円、下111円台のレンジで下げ止まる想定で、ガートレイパターンのPRZ(Potential Reversal Zone)前後で、軽い下ヒゲを付けた時点で見切り発車的にロングしましたが、PRZを抜けきって110円台中盤まで下落、その後111円台半ばまで戻してきました。

 

111円台まで戻したものの、今度は先のガートレイのPRZゾーンからは上に行けず、今もって111.40-50で膠着状態です。

ガートレイパターンが崩れたので、このまま下落が進む場合、108.85~108.35をPRZとする、クラブパターンに発展する可能性が出てきました。

奇しくも長いスパンで見た日足または週足も、この動きを示唆する形状をとってきています。

ドル円日足(バットパターン想定)

20160321_USDJPY_D1_Bat途上

Xに対するABリトレースメント比率(0.47)から、110円を少し割れた先で跳ね返ると予想すると、ガートレイでなくバットパターンが候補になります。

ABに対するCの戻りは0.785倍と、0.786にかなり近い。これに着目してみたところ、今現在の11.45前後という価格の位置が、1.272AB=CDに相当することがわかりました。そのため、この1.272ラインを下抜けるのにもう少しエネルギーが必要になるかも知れません。

また、このドル円日足バットパターンを想定すると、想定PRZのすぐ上に前述の4時間足クラブパターンのPRZが来ます。4時間足PRZをオーバーシュートして、日足PRZに支えられて下降が止まり、一時的に反発上昇するのかも知れません。

以上、下げる場合の想定シナリオになります。112まで上げたらレンジ継続とみて様子見、115まで上げたら下げ想定シナリオ自体キャンセルします。

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Turning Patterns into Profits with Harmonic Trading (Collection)

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安い割にはそこそこきちんとした解説が書いてあるので、フィボナッチリトレースメントやエクステンションの理解が出来ている方はこっちでもいいっちゃいいんかな…。

筆者はメルマガとFX講師で生計を立てていると思われるあの方です。メルマガでぼろ儲け出来ればそりゃトレードしなくなるよねって感じ。

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