実にもどかしい動きのポンド円ですが、とりあえずはトレンドラインに沿って下降していく様に見えます。
チャート分析
ポンド円日足
三角持ち合いから下離れ…と思いきやしぶとく踏ん張ってくれてます。3/6~3/10の週は、再度140.50まで上昇したものの、三角持ち合いの下降トレンドラインを延長した線上で上に抜けられず、下降トレンドラインに跳ね返される形で139円台後半まで下落しました。
殺人通貨の異名もどこ吹く風、といった感じで非常に値幅の狭い日々が続いております。トレンドがはっきりしてこない限り、4時間足以下で取れるところだけ取っていくしかなさそうです。
ポンド円4時間足
4時間足を見ると、138.50まで下降したものの、強気ダイバージェンスによって反転上昇。しかし赤線で引いた、下降継続を示唆するヒドゥンダイバージェンスが出ており、ほぼ日足の下降トレンドラインにぶつかるところで下降しています。
今回は見切り発車気味に140.45でショートしました。ギャンブルに近い打診売りなので、損切りも141を超えた辺りに置いています。
最終から4本目の足がこれまでの陽線と比較して短く、上下にヒゲを出した迷いの見える線であったこと。MACDダイバージェンスが出来つつあったことを根拠にエントリー。エントリー後、4時間足レベルの直近高値140.50を終値で超えられないのを見届けて週またぎのポジション継続を決定。
明日以降どう出るか…。
(参考) ドル円日足
年始に下降を示唆する弱気ダイバージェンスが出たものの大きく下降せず。3/6~3/10週では直近の高値を超えられずレンジ形成の様なチャートになってきています。
(参考) ポンドドル日足
ポンドルはチャート左側の安値を試しにいって上昇。戻り高値を試すものの届かずに再度下降に転じたものの安値更新には至らず。1.2000を割らないと下降トレンド再開と言えなさそうな状況です。
ただ、MACDヒストグラムに上昇継続ダイバージェンスが出来つつある様に見え、短いコマ足が連続して出て来ているのでまた中途半端に上昇するのかもしれません。その場合、ここ最近はポンドル下落の勢い > ドル円上昇の勢い、であったためポン円のショートは目標到達前に損切りラインに到達しちゃうかもですね。
とりあえず今回は下降トレンドラインを信じてみます!