何かと騒がしいユーロ圏。フランスでは同時多発テロ以後、国民戦線のルペン党首が人気急上昇で、昨日の地方選でも国民戦線が議席を伸ばした模様。だんだん不安定になってきて、それがECB金融政策や値動きにも現れて来ているのかも知れませんね。
ユーロ円日足 (クリックで拡大画像表示)
節目の1.0810近辺を一気に上抜け、1.1000近くまで急上昇、また本日1.0800割れまで下げましたが、ここがフィボナッチ38.2%戻しの位置(1.0797ぐらい)とほぼ重なったこともあり、サポートとして機能している様に見える状態です。
このまま伸び続けた場合、1.12近くまでエクスパンションする計算になりますが…
今の時点だと、節目で反発した足が下ヒゲ陰線になっているので若干不安が残りますね。もう一回今日の下値を割って陽線の終値で今日の高値を上回る感じの足が出ると買いやすいのかな…。今日は静観します。