本日はチャート分析に欠かせない、サポートとレジスタンスに関して過去学習した内容の簡単なまとめを投下します。
※ あくまでICE BRAST個人の理解を記述した内容で、必ずしも普遍的な内容とは限りません。
◆用語の定義
サポート
>> 下値支持線などと呼ばれ、この水準において売り圧力を上回る買い圧力が存在すると期待されるポイント。
つまり「上昇してもこのポイントで上昇が止まるか下落するだろう」と期待されるポイント。
直近のスイングハイやスイングロー近辺が多い。
レジスタンス
>> 上値抵抗線などと呼ばれ、この水準において買い圧力を上回る売り圧力が存在すると期待されるポイント。
つまり「下落してもこのポイントで下落が止まるか上昇するだろう」と期待されるポイント。
直近のスイングハイやスイングロー近辺が多い。
※実際は特定の「195.545」などの単一価格でなく、「195.55?196.00」など一定の価格帯にサポート・レジスタンスは存在する。
大口はそこを少し超えたところや少し手前を狙って買いまくったり売り浴びせて個人の損切りを誘発し、それを自己ポジションとしてからトレンドを作りにくる事が多い。
サポート・レジスタンス例1
最近のポンド円日足。過去に何度も下値トライして下に抜けられなかったポイントが、未来においても下値抵抗として機能した例。
このポイントが意識され、大量の買い圧力が存在していたことが分かる。
買い圧力の内訳は、
・ショートの利確ポイントとして意識されていた事
・ダマシ下方ブレイクになった場合、投資家の対象の損切り(ショートの決済買い)が大量に発生するポイントである事
・(これはないか?) 前回の下値トライ時にショートポジションを取った投資家が含み損に耐え続けて同値か微損で撤退可能なポイントであるため多少の買いが入る事
このあたりでしょうか。
サポート・レジスタンス例2
以前の押し目がサポートとして機能しかかってブレイクされてしまった例。
ブレイク後の戻りで、レジスタンスとして機能しており、いわゆるロールリバーサル(役割の転換)が発生。
一度目の下方ブレイクで下ヒゲを付けて上に戻り、サポートゾーンとして機能すると見せかけ買いを誘い、その後の売り浴びせで直近のロングポジションに損切りさせて下げる、えげつないチャートですね。
ある方が「個人投資家が罠にかかったところこそがエントリーポイント」と仰っていたのが身に染みて分かるチャートです。
・底値ロング組の利確ポイントとして意識されてた
・売り遅れ組や二匹目のドジョウを狙うショートエントリーポイントとして意識されていた
・ダマシ上方ブレイクでロングしちゃってた人が同値か微損撤退で売りが入り易い
売り圧力が高かった理由はこの辺りかと。
サポート・レジスタンス例3
きれいな上昇トレンドで過去の高値が押し目になった良い例のチャート
(一つ目のゾーン)
・逆張りショート組の利確ポイント
・買い遅れ組のロングエントリーポイント
(二つ目のゾーン)
・遅れて逆張りショートした層の損切り買いポイント
・買い遅れ組のロングエントリーポイント
こんなところが買い圧力の理由と思われます。
また、こうしたスイングハイやスイングローと、フィボナッチポイント、移動平均線、ラウンドナンバー(200.00などきりの良い数字)が重なってくると更に意識され易いポイントになる、と言われています。
意地悪な大人
「そこが意識されるならその手前で利確しとくか」
「そこが意識されるならわざと買いまくって、そこで売ったやつの損切り買いに利確売りぶつけてからショートポジション作るか」
こんな事も普通にあり得るのであくまで目安程度に、「価格帯」として捉えるのが良いかと考えてます。
プライスアクションと合わせて使いこなせると、かなり強い味方になってくれるはずなので、日々サポレジを意識してチャートを読む修行中であります。
おわり
サポート&レジスタンスのまとめ
更新日:
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筆者はメルマガとFX講師で生計を立てていると思われるあの方です。メルマガでぼろ儲け出来ればそりゃトレードしなくなるよねって感じ。