今回は珍しくユーロドルに関する投稿です。チェックはするものの、普段はあまり触らないユーロドルですが、今回は日足レベルのヘッドアンドショルダーズが出現したという事もあり、久しぶりにユロドルでのエントリーを計画中。
さっそくチャートを確認してみましょう。
チャート分析
ユーロドル日足ヘッドアンドショルダーズ
奇麗なH&Sの形になっています。ダウ理論的に言えば、高値(ヘッド)の押し安値(左ショルダー)を試して反発上昇、弱高値(右ショルダー)を形成して下降し、押し安値を割り込んでトレンド転換を警戒する流れに、といった格好です。「この形だから落ちるに決まっている、売り!」という捉え方も頭を使わなくて済むから楽なんですが、何でヘッドアンドショルダーズだと下降しやすいのかを考えてみると、ちゃんと妥当な裏付けがあるっちゃあるわけですね。
また、描画はしていませんが、MACDでも左ショルダー~右ショルダーの間に弱気のダイバージェンスが出現しており、下降を示唆していました。その後の右ショルダー形成後、黄金パターンになり得るゼロライン直下でのデッドクロスも起こっているので、ショートポジを作る根拠としては一通りそろっているのではないかと。
高値(ヘッド)からネックラインまで430pips程度なので、理論値で行けば1.1230ぐらいまでの下降は見込めそうです。チャート上では、左端の最初の上昇後にレンジを形成して力を貯めてから更なる上昇を引き起こしたレンジが430pips落ちたところに該当するので、1.1300~1.1100ぐらいがざっくりした目標価格になりそうです。
落ちると見せかけてここから爆上げしたりするかも知れませんが、そうなったときは諦めるしかないですね。