何となくですが、ポンド円の形が少し見えてきた気がします。2015年末までの長期的上昇トレンドが崩れた前提だと、ここしばらくはレンジ~上への戻しでした。
戻しが今少し続くと仮定した場合の中長期の戻り売りポイントについて書きます。
チャート分析
ポンド円週足
週足チャート内の安値151.644が崩れず、上に戻し続ける場合、いくつか上値抵抗になるポイントがあります。
先日跳ね返されて5月高値を付けた163.89、14年2月安値とほぼ一致します。上に行く場合の最初の抵抗はここになります。
次の抵抗は、14年10月安値の168.00ですが、ここを超えてくると、逆数AB=CDパターンの成立地点が172後半、弱気5-0パターンのPRZ候補地点が173後半、2015年安値ゾーンが174後半に見えています。
週足の短期ストキャスは既に強気ダイバージェンスを見せ始め、長期ストキャスは底値圏にいるので、ドル円が更に崩れない限り、ポンド円はゆっくり上昇~174後半から175前半で頭打ちかな? と今のところ考えています。
直近はすごい勢いで下降しているので、151割ったらこのシナリオは消滅という事で。