昨日は日銀のゼロ金利政策が発表された影響で、急激に円安が進んだ一日でした。ドル円は118円台 → 121円台、ポンド円は170円台→高値174円台へ。
トレード結果:ポンド円ショート × 3回 +95pips
完全に上の流れに乗り遅れ、夕方からの戻りを狙う事しか出来ませんでした。お昼の急激な動きはサラリーマンには辛いところ。今後の見通しと方針については以下をどうぞ。
チャート分析
ポンド円日足(クリックで拡大画像表示)
下降トレンドの戻り局面。昨年末からの下落波の38.2%戻しを付けて超えられずに下落して一週間が終了。オシレータ的には、長期ストキャス(30,10,10)が陽転し、20ラインを超えて来た。チャート中の白ゾーンは過去にサポートとして機能していた価格帯で、これが下落の半値戻しと重なってくるので、節目として意識せざるを得ないか。。。
長期的見通し
先々週まで一方的な下降でしたが、ようやく反発上昇が見えて来た。が、まだ日足でLower Highを作っただけなので、トレンド転換とは言えず、Higher Low~Higher Highの流れがトレンド転換には必要です。
週足は長期ストキャス(30,10,10)下降中で20未満(これが続くとトレンドを加速させる)ゾーンに位置しており、月足もストキャス80以上から陰転して80未満に降りていく形に見えるので、ここから昨年の高値を更新しに行く事はまずないと考えています。
また、下降トレンド→上昇トレンド、と素直に転換するよりも、間にレンジ相場を挟む事の方がケースとして多いため(体感的にですがかなり多い)、もう一度170未満を試しに行くだろうと見ております。
ポンド円4時間足 (クリックで拡大画像表示)
1/22の高値 (最初の反発上昇時の上ヒゲ) をブレイクし、1/28に一度試して足固めをした後、黒田氏の砲撃が火を噴いて上昇した格好になります。後講釈です。
当初、一週間後ぐらいに刺さると思い174.5 (上値抵抗と想定していたチャート内白ゾーンより少し下側) に一つ目の売り指値を入れていましたが、174.15で上昇が力尽きてしまったため、173後半からチョロチョロと細かく売って戻りをいただきました。
短期的見通し
175辺りの上値抵抗をブレイクして来たら押し目買い、可能ならその前にもう一度175手前から売り、169を大きく割ってきたら163を見に行く合図と思い売り、162台まで行けばまた下降トレンド再開ってとこでしょうか。日足でここまで一方的に落ちたので、素直に上昇トレンド入りするよりはレンジ作る気がするのです。