プライスアクショントレードとテクニカル分析を軸にして、直近の為替相場の値動き予想、FXトレードの備忘録という形で綴るサラリーマン投資家ブログです。

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【パターン失敗】2017/11/24 ユーロドル日足のヘッドアンドショルダーズの行方

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前回の記事で、ユーロドル日足で大きな下降の流れになり得る、ヘッドアンドショルダーズパターンが出現した、という内容について書きました。しかしながら一度はパターン成立の動きを見せたものの、その後の急騰による反転でパターンが崩れ、再度ロングの流れが出来て来たようです。今回はヘッドアンドショルダーズ (いわゆる三尊天井) のパターン失敗からの仕掛けについて書いていこうと思います。どんなチャートパターンでも、「高確率でこの動きになる」とは言えても、「絶対にこうなる」とは言えません。頼りにしていたパターンが崩れるタイミングを見極め、逆方向にトレードするタイミングを見つけられれば負けトレードの損失を埋め合わせてもお釣りが来るぐらい勝てるようになるはずです。

2017/11/3 ユーロドル日足でヘッドアンドショルダーズ出現!!

今回は珍しくユーロドルに関する投稿です。チェックはするものの、普段はあまり触らないユーロドルですが、今回は日足レベルのヘッドアンドショルダーズが出現したという事もあり、久しぶりにユロドルでのエントリー ...

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※さくらインターネットのレンタルサーバは最近の反応速度も遅く、記事を更新するとデータが飛んだり500エラーが出たりするのでサーバ移転しようか本気で悩み中。。。
この記事も一度データ飛ばされました。社外に偉そうな態度の割にえらく低品質っすね…。

トレード結果(11/3~)

ユーロドル ショート … +-0pips
ユーロドル ショート … -225pips

一時は100pips以上の含み益が出ていましたが、当初の想定通りの+350pips~級の利益になる前に反転上昇して、ポジションの半分は同値のストップにかかり、もう半分も最終撤退ラインの損切りに引っかかってしまいました。

ユーロドル日足

ユーロドル日足は左肩~頭の部分で最高値を付け、右肩で高値更新できず、ネックラインを割り込んで爆下げすると思いきや大きく値を戻しました。その後一度右肩の弱高値で引っかかったものの上昇の動きを崩さずに11/24の終値で1.1930を超えてきています。

ヘッドアンドショルダーズパターン失敗の見極め

ヘッドアンドショルダーズがネックラインを割り込んで意図したとおりに動き始めた後、反対に動いて右肩を超えてしまった場合、失敗として扱うべしとシュワッガーやエドワーズの書籍で解説があります。

確かにこのパターンはダウ理論的に時系列で解釈してみると以下の流れになります。

  1. 上昇~高値を形成
  2. 押し安値を形成
  3. 最高値を形成 (この時に2. の押し安値が判明)
  4. 押し安値への試し (終値で押し安値を割らない)
  5. 弱高値を形成
  6. 押し安値を試し、割り込む

6.の後に下降の動きが続いた場合、ネックライン~ヘッド (最高値) 間の値幅とほぼ同じだけ下降すると言われています(どういう根拠だか覚えていませんが…)。確かに反転のパターンと言えばそうなのですが、最高値の押し安値を割っただけなので、この段階でトレンドが反転する程の下げを期待するべきではないのかも。少なくとも上位の時間足の動きを見てもう少しリスクを考えるべきであったと反省しています。

今回のユーロドルの場合、ヘッド~ネックラインへの試し~右ショルダーでフィボナッチエクステンションを当ててみると0.786AB=CDをギリギリ満たさない程度の下げで反転してしまっています。ベアトラップ以外の何物でもない…。

しかし、手慣れたトレーダーにとっては、パターンの失敗はある意味正規のチャンスだったりします。

気持ちを切り替えてドテンして負けた分以上に儲けを出せということなのでしょう。

 

この辺りの詳細は以下の書籍で解説されています。興味のある方は読んでみて下さい。

 

因みに、こうしたパターン成立やパターン失敗の統計情報ってどれぐらい需要のあるものでしょうね。ForexTester3でも使って自分で取るしかないのかな。MT4でEA化するにも自分の拙いプログラミング技術ではダマシの対応だとかが出来なさそうで…。


  あと26時間程度ですが、今買えば50ドルOFF!

 

ユーロドル週足

下降~レンジ~上昇で戻り高値を超えてきているので明らかに上昇パターンであります。日足で勝てそうなパターンが出たからと横着して、上位時間足チャートの分析を怠ったのが今回の負けの原因のほぼ全てです。自戒の意味も込めて、今回のヘッドアンドショルダーズのダマシに引っかかったのは忘れられぬトレードになりそうです…。

とりあえず長期で上目線ということで、週明け以降は日足の右肩(1.1870)近くへのプルバックを期待しつつ、安くなったところでロングを拾っていく方針です。

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ハーモニックパターンを学ぶには

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また、様々なハーモニックパターンの精度を確認するための検証用にも有効なツールです。

ハーモニックパターンの基礎理論の部分をガッツリ学びたい方はこちらのコースがおススメです。受講される前の基礎知識として、フィボナッチ比率を使用したトレーディングについては最低限勉強しておくことを強くお勧めします。

主に以下の内容についての講義です。

  • AB=CDパターン
  • クラシックパターン
  • PRZの計算の仕方
  • オシレータやMTFを組合わせたハーモニックパターンの活用方法

本講座の内容をきちんと理解しておけば、一皮むけたトレーダーへのステップが見えてくるでしょう。

フィボナッチ比率を利用した逆張り手法、つまりハーモニックパターンの事ですが、和書としてハーモニックパターンを詳しく解説してくれている書籍は恐らくこれ以上のものは今現在存在していないでしょう。それぐらいある意味貴重な書籍ですが、やや読み辛いところもあります。また、情報がやや古くクラシックパターンの一部(ガートレイ222なんて言い方しているところからもお察し)と3段上げ下げ(スリードライブ)の解説のみです。

まずどんなものか見てみたい方にはこちらもおススメです。

Turning Patterns into Profits with Harmonic Trading (Collection)

ハーモニックパターンによるトレーディングを現代に広めた開祖である、スコット・M・カーニー大先生の執筆された書籍です。今現在世に出回っているハーモニックパターン関連のトレード教材は多かれ少なかれこの二冊の本による影響を受けていると思われます。各パターンが成立するための条件と、「理想的な」パターンの比率、その使い方や注意点について書かれた濃い書籍です。

洋書なので抵抗のある方もいるとは思いますが、源流を理解するという意味では読んで損のない二冊です。電子書籍に抵抗のない方は、セット価格で割引が入る上のリンクのKindle版2冊セットがおススメです。

  

別枠で紹介している「ココスタ」の佐々木氏の教材はこのカーニー本にもかなり影響を受けていると思いますが、独自の研究を重ねて精度を高めたものになっています。また、英文を延々と読むという多くの日本人にとっての苦行をスキップ出来るという意味ではお金を払う価値はあるでしょう。

フィボナッチ比率を使った基本的なトレーディング手法の金字塔と言えば、結局この本になってしまうでしょう。押し戻りを捉えて的確に売買する基本的な方法をしっかりと解説してくれています。やや高価なのが珠にキズではありますが、フィボナッチトレーディングの基本を学びたい方にはまずこれでしょうか。紙の本だと大型本になってしまうため、電子書籍で読むと良いでしょう。書店で実物を見るとその大きさに引きます…。

ディナポリ本の要点を薄く解説してくれている書籍です。この本の利点はただ一つ。安いこと!あとは本人も自信なさげなインジケータ多用したテクニカルの解説なのでそこはお好み。
安い割にはそこそこきちんとした解説が書いてあるので、フィボナッチリトレースメントやエクステンションの理解が出来ている方はこっちでもいいっちゃいいんかな…。

筆者はメルマガとFX講師で生計を立てていると思われるあの方です。メルマガでぼろ儲け出来ればそりゃトレードしなくなるよねって感じ。

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