週明けギリギリというか日付変わりましたが、先週のポンド円の動きと見通しについて。
チャート分析に出来高分析を実験的に取り入れています。FXでは出来高ではなく、ティックボリュームという形でしか出力されませんが、普遍的な分析方法の一環なので役に立つか実践で使ってみようと思い立ちました。
ポンド円4時間足&日足 (クリックで拡大画像表示)
日足(右側): 183-186ぐらいで行ったり来たりのレンジ相場気味になってきました。直近4本の下降スパイクから、下値を明確に切り下げずに反発。短期的な上値抵抗帯になりそうな、185.9~186.2ぐらいのレンジを終値で明確に抜けずに週の終わりを迎えています。12/3の上昇が強すぎ、下降チャネルにはなりませんでした。10月まで続いた上昇チャネルと比較すると、上昇→押し(プルバック)、のプルバック部分が大きくなってきているので、上昇の勢いが削げて来てはいるような。
4時間足(左側): 一応、186前後の価格帯は意識されてはいたようで、最後から2本目の足の出来高がそれなりに多く、その割に直前の足の高値を上回っていないので、週またぎを嫌った短期筋の利確で売りが入り大きな上昇が止まった感じがします。下方へのダマシブレイクで大きく反発、節目に到達して節目を抜けるか微妙なラインで止まっているため、上昇ブレイクがダマシかどうかを見る必要があります。少しずつ上値下値を拡大してきているので、ダマシが連発しているという事になります。。。個人的に苦手で嫌いな値動きです。分かってるなら克服することを考えなきゃですね。
(参考) ポンド・ドル4時間足
こちらでも、やはり最後の2本の足で出来高が多く、1.51中盤が意識される価格帯であった事が分かります。週またぎを避けて利確した大口が多かったのでしょうか。新規売りが多く入っていたらここから価格の釣り下げが始まるわけですが。。。