さて、先日から追いかけてたユーロドルですが、パターンを誤認していたと言うべきか、複数の可能性があったことを見落としていたと言うべきか…。
上記リンクのエントリーでは、弱気ガートレイパターンとして紹介していましたが、見方を変えるとガートレイにもバットにも見える形です。
ガートレイ? バット?
ガートレイとして見た場合
ガートレイパターン成立条件
– BはXAの0.618以上、0.786未満
– CはABの0.382以上、1.0未満
– DはXAの0.786以上、0.886未満
– AB=CDまたはAlternate AB=CDが成立
– DはBCプロジェクション1.128~1.618
4月前半の見通し
X,A,B,C,Dの各点がきれいにばらけてて、いびつでない形状でガートレイができそうでした。
現に、一度PRZで下に反発しましたが、第一目標のAD38.2%リトレースメントにも届かず、いいとこ20%ぐらいの戻しで再度上昇開始。
バットパターンとして見た場合
バットパターン成立条件
– BはXAの0.382以上、0.618未満
– CはABの0.382以上、1.0未満
– DはXAの0.886以上、1.0未満
– AB=CDまたはAlternate AB=CDが成立
– DはBCプロジェクション1.618~2.618
バットパターンとして線を引き直した場合
現にバットパターンとして計算した場合のPRZで思い切り跳ね返され、大きな上ヒゲを付けてユーロドルは下降に入っています。
下降バットパターンとして見た場合の目標価格は以下の通り。
- 第一目標 : 38.2% ADリトレースメント
- 第二目標 : 61.8% ADリトレースメント
とりあえずは再度のPRZへの試しなど、分かりやすい動きが出るのを期待しつつ戻り売りの方針で行こうかと思います。
ハーモニックパターンを使用する際の課題
今回は課題がひとつ見えました。
- 複数パターンが同時に見えた場合にどうするべきか (XAが成立した後、B,C点の候補が複数現れた場合にいずれを取るか)
今回の結果を重視すれば、先に現れたB,C点を優先することになりますが…。連休の残りの土日、「フィボナッチ逆張り売買法」などを読み直して、これに関する記述がないか探してみるしかなさそうです。